Hippophae rhamnoides
鮮やかなオレンジのスーパーフード – ビタミンCと自然のパワーが詰まった果実
もし「体を内側から本当に元気にしてくれる果物」を一つだけ選ぶなら、サジー(シーバックソーン)は外せません。小さくてオレンジ色に輝くこの果実は、ヨーロッパで最もビタミンCが豊富な自然食品の一つとして知られています。オレンジやキウイ、イチゴさえも超えるほど。そしてそのパワーは、免疫、肌、心臓、腸の健康を支える多面的な力にあります。
栄養価(乾燥果実100gあたり)
栄養素 | 含有量 |
---|---|
ビタミンC | 400~900 mg |
ビタミンE | 5~8 mg |
ビタミンK | 110~150 µg |
ビタミンA(βカロテン) | 250~600 µg |
オメガ7脂肪酸 | 総脂肪の30~40% |
オメガ3・6脂肪酸 | 含有 |
ポリフェノール | 高濃度 |
フラボノイド | 含有 |
カリウム・カルシウム・マグネシウム | 良好に含有 |
健康効果
- ADHD – 脳の炎症を抑え、集中力と認知機能をサポート
- インスリン抵抗性 – 血糖値の安定とインスリン感受性の向上
- 2型糖尿病 – 酸化ストレスを軽減し、膵臓の機能を支援
- 腸漏れ症候群(リーキーガット) – 腸壁の修復と腸内環境の改善
- 免疫力強化 – 高濃度のビタミンCと抗酸化物質
- 美肌効果 – コラーゲン合成促進、肌の弾力アップ、エイジングケア
- 心臓と血管の健康 – 血圧調整、毛細血管保護
- 抗炎症作用 – 関節痛や慢性炎症への効果
- 肝機能サポート – 解毒促進、肝細胞保護
自然療法・ハーブとしての利用
- 果実 – ジャム、粉末、油にして使用
- 種子油 – 口内炎、湿疹、粘膜の修復に
- 果肉油 – 肌の再生、傷や潰瘍に効果
- 葉のティー – マイルドな抗酸化ハーブティー
料理での使い方
- スムージー:パイナップルやバナナと混ぜてまろやかに
- 無糖ジャム:デーツやりんごと合わせて
- ハーブティー:蜂蜜やターメリックと一緒に
- ソース:魚料理やサラダの甘酸っぱいソースに
- お菓子:マフィン、グラノーラ、アイスなどに
- 温かい飲み物:生姜と合わせて朝のドリンクに
自然派スキンケアでの利用
- シーバックソーンオイル:エイジングケア、美白、傷の修復
- クリームや美容液:深い保湿と再生作用
- 肌質を選ばず使える:敏感肌・トラブル肌にも
相性の良い組み合わせは?
- ブラックカラント – ビタミンCと毛細血管ケア
- ターメリック&ジンジャー – 抗炎症パワーを高める
- プレーンヨーグルト – 脂溶性ビタミンの吸収をサポート
- 蜂蜜&レモン – 朝の免疫ブースター
- ビーツやにんじん – デトックスジュースに最適
一日の摂取目安
- 子ども:乾燥果実 小さじ1~2、または希釈したジュース20~50ml
- 大人:大さじ1~2またはストレートジュース100ml
- ハーブティー:乾燥果実大さじ1+熱湯で10~15分抽出
- オイル:外用数滴または小さじ1杯をお湯と一緒に
保存方法
- 乾燥果実:密閉容器に入れて涼しく乾燥した場所に
- 粉末またはオイル:光と熱を避けて保管
- ジュース:冷蔵で3日以内に使用(無加糖・生が理想)
知っていましたか?
サジーはオレンジの10倍のビタミンCを含むことがあります!
さらに、植物性食品としては珍しく、オメガ7脂肪酸を多く含んでいる数少ない存在。
チベットやシベリアでは「長寿の果実」として何世紀にもわたり愛されています。
あなたはどう思う?
- サジーをスムージーに使ったことはありますか?
- サプリではなく自然のビタミンCを摂っていますか?
- スキンケアにも食にも活かせることを知っていましたか?
- ADHDや血糖バランスにも関わるなんて、驚きませんか?
- この情報、誰とシェアしたいですか?
健康は知識から始まる — 時には小さなオレンジ色の果実からも。